- 二重整形に必要な麻酔は?
- 麻酔に痛みはある??
二重整形する際、もちろん、麻酔なしでは痛すぎて到底無理です。でもその麻酔にも色々な種類があるようです。
今回は、安全に二重整形する際に適した麻酔の種類についてご紹介したいと思います。
二重整形を予定されている方へ、カウンセリングへ行かれたクリニックが行っている麻酔が
どのタイプに該当するかなどもチェックしておかれることをオススメします。
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笑気麻酔と局所麻酔と全身麻酔

埋没法や切開法の手術には、「笑気麻酔」と「局所麻酔」と「全身麻酔」のいずれかが使用されます。
笑気麻酔は、酸素に笑気(亜酸化窒素)と言われる気体を混ぜ、鼻から吸うことで麻酔をかける方法です。
笑気は無味無臭の気体で、全身麻酔としてもしようされています。笑気麻酔は、30%以下の低濃度で使用する為、安全性は優れています。
また、低濃度の笑気ガスを吸入することで気持ちが楽になり、痛みや恐怖を感じにくくすることができます。
この麻酔は全身麻酔とは違って、手術中の意識はあります。ガスの吸入をやめることで覚醒できる為、手術後にしばらく横になって休むことで、普段通りの自分自身に戻ります。
笑気麻酔の痛みは?
- 笑気麻酔を使用することで一般的には痛みが半減する
- 笑気麻酔は必ず使用するものではない

局所麻酔の痛みを抑えるために使用されるのが笑気麻酔です。
では、笑気麻酔はどのくらい効き目があるのでしょう。笑気麻酔は、その効果に個人差が出ます。とても良く効く方であれば、局所麻酔をする際に痛みを感じることがありません。
でも、半数の方は、痛みを半分程度抑えることができるくらいで、どちらに出るかは分かりません。しっかりと効く体質であれば良いですね。
でも、それでも痛みは半減する為、痛いのが苦手という方にはオススメの麻酔法です。
とは言え、二重整形する方の大半がこの笑気麻酔を使用してから局所麻酔を打つという訳ではありません。
あくまでオプション的な位置付けで、およそ半数程度の方が利用されています。
その他にも、目薬を使用した麻酔を使用する場合もあります。これは全く痛みを伴いません。
二重整形する際は全身麻酔がオススメ?
- 二重整形するには局所麻酔がベター
- 全身麻酔で行うことは稀

二重整形をされる方の多くは、身体にメスを入れる切開法のみならず、
埋没法を行う際の痛みを恐れることから、麻酔に対する興味が非常に高い方が多いです。
特に、痛みと怖さから、「手術中に意識があると怖いから、静脈麻酔や全身麻酔してもらいたいです」と言う方も多く、それには難点があります。
静脈麻酔はできないことはありません。でも、二重整形される際は、局所麻酔で手術することを第一優先としましょう。
なぜなら、静脈麻酔は、点滴をとって静脈麻酔を入れ、半分意識のない状態で手術します。
二重整形する際に静脈麻酔をすることで、手術中のまぶたの状態を確認できないことから、医師はオススメしていません。
手術を受けるクリニックによっては、麻酔クリームを使用し、麻酔の点眼をしてから極細の針を使用して局所麻酔を行うこともあり、痛みを感じるのはほんのごくわずかだと言われています。
目に近いところに局所麻酔をするため、誰もが怖くなってしまいますよね。
でも、意識のある手術を行う方が、医師の言葉かけや看護師の対応がはっきりと分かる分、不安は少ないと思います。
それに、二重整形は細かい手術となる為、局所麻酔のみで行う方が安全だとも言えます。
何が何でも静脈麻酔や全身麻酔で・・・というような場合は、その旨、担当医師によく相談されることをオススメします。
手術中は痛いの?
- 局所麻酔が効いている間は痛みを感じない
- 麻酔を打つ時だけ痛みがある

よく不安に思われるひとつとして、手術中の痛みが挙げられます。
埋没法は、まぶたを極細の糸で留めることで二重まぶたを形成します。とは言え、二重整形術の為、局所麻酔を行います。
局所麻酔がしっかりと効くことで、痛みを感じることなく手術を受けることができます。
また、埋没法も切開法も、手術する際に局所麻酔なしで行うことは不可能です。
まぶたの表裏とも局所麻酔をする為、これだけが少し痛みがありますが、普通の予防注射の方が痛いと言われているほど、二重整形の際の麻酔針は痛みは軽いです。
全身麻酔のデメリット
- 身体への負担が大きい
- アレルギー体質の方は避けるべき
- 血圧が低下することがある

局所麻酔は、ある一部分だけに麻酔をする為、身体への負担は最小限に留めることができます。
でも、全身麻酔は、その名の通り、身体のあらゆる臓器に対して麻酔をかけることになる為、その分、様々なリスクもあり、身体への負担も相当大きくなってしまいます。
特に、薬に対するアレルギーや、麻酔に対するアレルギーのある方は、医師の診察を受けている段階で、早期にその旨を報告しておかなければいけません。
また、麻酔を使用することで、血圧が下がるなどのデメリットもありますが、医師の指示通りに施術を受けていれば安心です。
また、持病のある方なども、きちんと伝えるようにしましょう。
麻酔科標傍医が在籍する病院
麻酔科標榜医とは、特定の診療科目の診察を行うことを広告することができる医師を指します。
麻酔科については、厚生労働省に認定された医師でなければ麻酔科の標榜ができません。
麻酔科だけが特別とされているのは、麻酔による事故が多く、緊急の場合には命に関わることがあるためです。

実際には、麻酔による事故は多く耳にするような気がします。
また、全身麻酔を行うような手術の際は、執刀医とは別で、麻酔科の専門医がつくというクリニックも存在します。
特に、全身麻酔を伴う美容整形を行う予定の方は、麻酔科標榜医の在籍するクリニックを選ぶようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?美容整形における麻酔の種類はいくつかあり、中にはデメリットのあるものも存在します。
その為、カウンセリング時に、麻酔についてもきちんと詳細を説明してくれる医師が在籍するクリニックを選ぶべきですね。

また、二重整形するなら、局所麻酔を打つ際の痛みを軽減する為の笑気麻酔については、
よほどの痛みが苦手だという方こそ、利用されてみられても良いと思います。
そして、全身麻酔には様々なデメリットも存在する為、埋没法、切開法いずれにせよ、局所麻酔で手術を行うことが一般的のようですね。
尚、麻酔科標榜医が在籍するクリニックでの手術こそ、安心して受けることができる為、クリニック選びを慎重に行うようにしましょう。